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第三章:トランス
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第三章:トランス 新しいモンスターは誰なのかと思いマップを確認すると、それはオルガだった。 東宝の連中は頭がいいのかもしれないが、そんな先のことまで見通せるわけがない。 いや違う、これはある種の改造ロムかもしれない。となるとさらに疑問が湧いてくる。 俺はすぐにビリーが俺をからかう為にやったのだと思った。 もしそうだとしたら、アイツは登場するモンスターの見た目を雑に描かれた性器に置き換える様な、アホらしいことをするだろう。 それは一旦置いといて、俺は新しくマップに表示されたクエスチョンマークに目を向けた。 皆様も気になると思い、今更ながらこのステージから登場する『クイズステージ』について説明しておきたいと思う。 『クイズステージ』を始めると、この様な画面が表示される。
見ての通り、画面上部に質問、『YES』『NO』ボタン、中央には顔が表示される。 クイズステージのbgmは実際にゲームに収録されている曲で、Gh1d0ra」というチートコードを実行してプレイできないステージに飛ばされたときに流れるものだ。 フェイスはプライバシーの尊重なんぞへったくれもなく、時に人の心をかき乱す様な質問もしてくる。 また、「太陽は熱いですか?」や「水は濡れていますか?」など当たり前のことを聞いてくるし、「あなたの犬は大統領が好きですか?」など、バカみたいな質問もするのだ。 一つの例外を除いて、フェイスの表情はゲームに何の意味も示さない様に思えた。 質問はパターン化されておらず、フェイスは同じ質問を繰り返すことは無かった。 プレイ中に見たフェイスの表情を紹介しよう。カテゴリーは2つあり、理解できたものと出来なかったものに分けてみた。 まずは理解できたものから: #1 無表情 #2 怒り #3 悲しみ #4 喜び #5 吐き気 #6 悪い顔(フェイスがとんでもない事をした時にこの顔をした。後に意味がわかると思う。) #7 驚き #8 ハート #9 苛立ち #10 困惑 #11 ショック そして理解できなかったものたち: 理解できなかったものの1番目と二番目は一度しか登場しなかったので作り手が遊びで入れたものだと思う。 最初のクイズの時は幸いなことにペンとメモ帳が手元にあった。 ここでは俺の回答とフェイスの反応を紹介しよう。 クイズ1:
さて、これで全てを紹介し終えたのでゲームに戻るとしよう。 クイズステージを終えた後、俺は新しい緑の寺院ステージに挑戦した。 うわぉ。多分このゲームの制作者は薬漬けにされてるぞこりゃ。 冗談はさておき、俺はこのステージのグラフィックに感銘を受けた。(でもあの不気味な無表情の像の顔は嫌い) このステージでは2種類の新種モンスターが登場した。 そして俺は落ち着いた散歩をしに、青の山脈ステージに入った。 モゲラでは無い者が急速に接近し、触手のスクリューでHPをかなり削られてしまったのだ。 その後俺は青い山脈を抜け、このゲームで異彩を放つバランでは無い者との戦いになった。 こいつは蹴りで攻撃し、また胸を開いて誘導ミサイルを発射してくる。...意味不明だ。 ミサイルの対処に苦戦したが、尻尾攻撃で消せることがわかった、 ヘドラでは無い者には同じことは言えなかった。 ヘドラでは無い者は馬の頭蓋骨を持つコウモリの発生源らしいが、これまでで最も戦いにくいモンスターだった。 スクリーンショットには2体しか写っていないが、コウモリが10体くらい召喚されることもある。 厄介なことが終わると、俺はいくつかの緑の寺院ステージを攻略し、敵を倒してHPを回復させた。 ボスを全て倒すと赤い顔が現れるのだから、オルガとの戦闘を避けて敵の基地に入るとどうなるのだろうか? 試しにそれをやってみた。
基地ステージに挑戦しようとすると、ここにモンスターはいないと言われたのだ。 だがその前に、まずはオルガを倒さなくては。 オルガとの戦いでまず俺が確信した事がある。 オルガの攻撃方法は主に、パンチと左肩から出されるビーム弾だった。 だがそうする事で新たな弱点が生じた。 その弱点を見つけた事で俺はすぐにオルガを倒し、その後赤い顔が現れぬようにと祈ったが、基地にそいつが現れ曲が止まった。 俺はできる限り準備をした。 その直後、宙に浮かぶ地面のタイルの障害物に遭遇した。 開始40秒後、恐ろしい咆哮を聞き後ろからクモの様な怪獣が俺のすぐ後ろで追いかけてくるのが見えた。 怖くて仕方なかったが、頭が早く回転したお陰でボタンの入力も早く行うことができ、また奴から逃れられた。 「残念だったな!マヌケ野郎!」 と言い、そいつを笑った。 だがそれを言った途端、ステージが終わる前にモンスターは血の気が引くようなことをした。 俺を睨んだのだ。 恐怖が押し寄せ、それから俺はそいつを笑うことは無かった。 バスルームに顔を洗いに行く前に、次のステージのタイトルをスクリーンショットを撮った。 ※一部行きすぎた表現があったため省略しております コメント |
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